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2017年1月

2017年1月11日 (水)

年の初めにハーフマラソン

Dsc01076

毎年恒例の、栃木県高根沢町の「元気あっぷハーフマラソン」を走ってきた。

このマラソン大会は今回で44回目、僕は4回目の参加。制限時間が厳しく、参加ランナーは皆レベルが高い。

最初に出場した時は、制限時間をわずかに下回る2時間8分。参加するごとにタイムを縮め、前回は1時間51分まできた。

そして今回は、ハーフマラソンを走り始めた時の目標である、1時間45分台を出すべく練習を積んできた…とは言いながら、決して練習量は十分ではなかったけど…。

1時間45分台を出すには、1kmあたり5分ちょうどで走らないとならない。そのために、今回はスピード練習と心肺を追い込む練習を積んできた。

普段は一人で練習しているけど、お正月に帰ってきた弟と一緒に、1km5分で走るペース走をやったりして、目標に向けて練習してきた。

そしていよいよスタート。天候は曇り、気温は-1℃。風が弱く、記録を出すには絶好のコンディション。今日記録を出さずして、いつ出すのか…。

最初の2kmは決して飛ばさずに、体を温めるつもりで1km5分15秒で走る。でもその分この遅れを取り返さないといけない。

2kmを過ぎてからペースを上げ、以降は5分/kmを少し切るペースを保つ。調子は悪くない。周りのランナーのレベルが高く、同じくらいのペースで走っている人2-3人で並走する。

この並走しているランナーたちも5分/kmでペースを刻んでいる。きっと同じくらいのタイムを出そうと思っているのだ…。

10kmを超えたあたりで少し苦しくなってくる。練習で10kmを超えてこのペースで走ったことが無いので不安になるが、同じペースで走る人についていく。のちのち、この人には助けられることになる…。

13.5km地点に家内と子供たちが待っていて、スポーツジェルを渡してくれる。「お父さんがんばれー」の声援をありがたく受けるが、ペースが速いのであっという間に通り過ぎる。

ここから並走する人が後方に下がっていってしまい、一人で走る。その後も何とか5分/kmを維持して走っていくが、16kmあたりからペースがズルズル落ちてきているのがわかる。

このままではマズい…。この区間が5分17秒。ああ、このままでは1時間45分台は出せないよ…。やっぱ無理か…練習が足りなかったよな…と言い訳を探し始める自分がいる。ここで終わってしまうのか…。

この1時間45分にこだわるのは理由がある。

ハーフマラソンを走り始めた時、僕の弟はすでにハーフを何回か走っており、その時に「タイムはどのくらい?」と聞いたら「1時間45分くらいかな」と彼は言っていた。

その時は僕はハーフを2時間20~30分くらいだったから、そんなに速いのか…と驚いたと同時に、じゃあそのタイムをいつか出すことを目標にしよう!と思ったのがひとつ。

そして、もう一つは、息子との約束。息子は小学校三年生なのだけど、学校のマラソン大会で、二年連続で2位だったけど、三年生になって初めて優勝した。

その息子のマラソン大会に向けて、僕は「最後は気持ちの勝負だ」とか「絶対にあきらめなければ勝てる」とか、さんざん好き勝手なことを(もちろん真剣に、ですが)彼に言っていた。

果たして、彼はマラソン大会で優勝した。次はもちろん、オトーサンが結果を出す番…というわけ。

そして焦り始めた17kmあたりで、後ろから2人のランナーが僕をスーッと追い抜いて行った。それは、さっきまで並走していたランナーたちだった。

彼らに今ついていかなければジ・エンドだ、と直感的に感じたので、二人のすぐ後ろにぴったりとついていく。

すると不思議なことに、二人が風除けになってくれたおかげもあると思うけど、呼吸が楽になり、フォームが安定してきた。このままならいけそうだ…。

彼らの背中を見ていると「しっかりしろよ!俺たちについてこい!」と叱咤されているようで、僕も気持ちを持ち直すことができた。

そして18、19、20km…と5分を少し切るペースで走り切り、最後の1kmになったところで二人を追い抜いてスパートをかける。そのままゴール!

不思議なことに、この3kmの区間は自分でもビックリするくらいの良いフォームで走り切れたと思う。気分もとても爽快で、このままいつまでも走っていられると思えるほどだった。

記録は1時間45分40秒。実に5分/kmぴったりのペースで走り切ったことになる。素晴らしい達成だ。あの時並走していなければこの記録は出なかっただろう。

でも、しかしながら…なぜか嬉しさはあまりなかった。息子や弟、に胸を張って記録を出したと言えるという充実感はある。でもハーフで初めて2時間を切って嬉し涙を流した時の喜びはない。

何故?その答えは家に帰ってきてからわかった。

恐らく僕はまだ全力を出し切っていない。

もうこれ以上は無理、走れません、というところまで到達していない。限界はまだ先なのだ。

よし、わかったぞ。では来年は100分切り(1時間40分切り)を目指そう。これを達成すれば中級ランナー卒業だ(たぶん)。弟にも肩を並べることができる。

ハーフマラソンを走り始めた時は、1時間45分なんて夢のようだと思っていたけど、人間やればできるのです。来年は100分を切ります!!

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